株の勉強って意味ないの?
この記事では、上記の疑問を解決します。
本記事のポイント
・株の勉強で意味がないこと5選
・意味のある株の勉強とは何か?
・投資歴15年がおすすめする本当に価値ある勉強
「株の勉強は意味がない」と言われることがあります。
このことは、あながち間違いとも言えません。
ただ、まったくの無意味というわけでもありません。
この記事では、株の勉強でどんなものに意味があって、どんなものには意味がないのかを明確にしていきます。
はじめまして!マンモスです。
投資歴16年目です。
2021年4月に資産3000万円を達成しました。
実現損益は1000万円を超えました。
その経験を活かし、「株の勉強は意味ないのか?本当に価値ある勉強とは何か解説します。」を解説します。
株の勉強は意味がないのか?
結論から申し上げますと、株の勉強の一部には、勉強しても意味がないものもあります。
しかし、株式投資で成功するために価値ある勉強もあります。
意味がない勉強とは、
「短期で大儲けする」
「楽して儲ける」
こんな感じの、まぁ、欲深そうな感じの目的を達成するための手法やテクニックがほとんどです。
このようなテーマの勉強は、再現性もなく、劣悪な情報がほとんどです。
そのため、勉強したところで実現困難であり、むしろ破滅することのほうが多いため、勉強しても無意味であると言えるのです。
反対に、
「堅実な投資手法」
「資産防衛としての投資手法」
このような勉強をすることには価値があります。
これらの勉強は、情報の確度も高く、再現性も高くなります。
株の勉強で意味がないこと5選
株の勉強で意味がないことを5つ解説していきます。
②インデックス運用の勉強をしていない。
③SNSだけで勉強。
④テクニカル分析だけを勉強。
⑤株式市場のタイミングを計る勉強。
短期で大儲けする方法の勉強
短期で儲ける方法の勉強は、無意味になる確率が高いです。
そもそも株で短期で儲けたいと言う場合、
・期待リターンが高い手法で高い勝率を維持する。
・1回あたりの投資金額を大きくする。
・信用取引をしてリスクの底上げをする。
→投資におけるリスクとは、価格変動の大きさのことであり、必ずしもマイナスの意味にはなりません。
基本的にリスクが高いほど、リターンも大きくなります。
このようなことが求められます。
短期でそこそこ儲けようとすると、ハイリスク・ハイリターン型の売買戦略にならざるを得ないのです。
大抵の場合、短期で儲けるどころか、短期で大損することのほうが多いのが実情です。
また、自覚的にリスクを取るならまだしも、投資初心者の場合、自身が行っていることのリスクを理解していないことも多く、「短期で儲ける」系の勉強はおすすめできません。
短期で勝てる人はほとんどいないです。
そのため、短期で儲けるための勉強というのは、無意味になりがちです。
確実に勝てる「聖杯」は無いから、短期で勝ちに行く場合、運ゲー要素もあるよ。
ほぼ、ギャンブルだね。
※株における「聖杯」とは、絶対勝てる手法の例えのことです。
投資関連の書籍、ニュースなどで、このように表現されることもあります。
インデックス運用の勉強をしていない
インデックス運用の勉強は、株式投資で儲けるために避けて通れません。
インデックス運用の勉強をしないで、他の株式投資の勉強をするのは無意味になる可能大です。
というのも、インデックス運用に勝る成果を長期的に上げるのは至難の業だからです。
このことを理解せず、いくら株の勉強を頑張ってみても、インデックス運用以下のパフォーマンスしか出せないのであれば、はっきり言って無意味です。
合理性を追求するなら、インデックス運用だけしていればいいですからね・・・
※現代ポートフォリオ理論における最適解も、「無リスク資産(国債)」+「市場全体を含むポートフォリオ(インデックスファンド)」で任意のリスクに対してリターンを最大化することになります。
もし、株で儲けたいと考えるのであれば、インデックス運用のパフォーマンスをベースとし、それ以上の超過リターンをあげる必要があります。
それがいかに難しいか覚悟したうえで、株の勉強と実践をしないとかなりストレスがたまる結果になるでしょう。
ですのでインデックス運用の勉強をしないで、他の勉強ばかりするというのはあまり意味がありません。
ただ、インデックス運用を意識的に勉強する必要があるのは、合理的な投資家の場合だけです。
「利益を度外視し、マネーゲーム的に投資を楽しむ」
「どんなリスクを取っても、短期で大儲けしたい」
まったく合理的ではありませんが、こういった目的で投資するのも個人の自由です。
「好きな株を買って儲ける」
「なんか儲かりそうな手法を勉強して、いくらか儲かった!」
仮にインデックス運用に劣っていても、精神的な満足感はあるから、どんな投資スタイルでも個人の自由です。
私自身はと言えば、現在は完全にインデックス運用の奴隷です。
昔はインデックス運用以上に儲けようとしましたが、インデックス運用に完全敗北しました。
今の私はただの敗北者です・・・
SNSだけで勉強
YouTubeなどのSNSだけに限定した株の勉強は無意味になりがちです。
理由として、SNSでの情報は玉石混交であり、信頼できる情報、価値ある情報を判断できるベースとなる知識がなければ、今後の投資行動に悪影響を強く及ぼすからです。
ですので、はじめは信頼できる本などで勉強し、それからYouTubeなどを参考にするというのがおすすめです。
最近では、投資系YouTubeも多く見かけるようになりました。
ためになる内容を発信している人もいれば、びっくりするくらい劣悪な情報を断定的に発信する人もいます。
投資の知識がいっさいない初心者であれば、騙されてもしょうがない状況といえます。
特に、初心者であれば耳障りのいい言葉を投げかける人ほど信頼してしまうのではないかと思います。
しかし、株式投資は甘くありません。
騙されないための自己防衛的な意味でも、まずはSNS以外で勉強することをおすすめします。
※株の勉強の基本は「本」です。
株式投資はミスが損失に直結するため、信頼できる本で勉強することが大切です。
※基本的に株の勉強は「本」がおすすめですが、以下の記事で、私が厳選したYouTubeチャンネルとYouTubeで勉強する際の注意点を解説しています。
テクニカル分析だけを勉強
テクニカル分析だけを勉強して儲けようとすることは無意味です。
テクニカル分析は基本的に再現性が低く、当てになりません。
このことは、しっかりバックテストすれば、具体的数値データとして証明できます。
テクニカル分析は参考程度にしておいたほうがいいよ。
テクニカル分析は初心者でも覚えやすく、勉強した成果を実践しやすいという側面があります。
しかし、儲かるかは別問題です。
基本的にテクニカル分析を題材にした書籍などでも、「こういうタイミングで買え!」ということは記載されていても、その結果、どのようなリスク・リターンになるという具体的な数値データは示されません。
個人的には、具体的なリスク・リターンを示さないのは、ちょっと卑怯かなと思います・・・・
だって、初心者で失敗経験も少なければ、本に書いている手法をまじめに実践したら儲かるって思いますよ・・・・
私が株初心者の頃は、本に書いているテクニカル分析に従えば儲かると思ってました・・・
ですので、テクニカル分析だけ勉強して儲けようとするのは、あまり意味がありません。
大抵の人は、テクニカル分析で儲けられないと考えたほうがいいでしょう。
※テクニカル分析については、投資の名著「ウォール街のランダムウォーカー」でもボロクソに言われてます。
ただ、テクニカル分析は再現性がなく当てにならないと初めに言いましたが、逆に言えば、再現性がありリスク・リターンを明示できるものについてはある程度信頼できます。
テクニカル分析の再現性の有無はバックテストによって証明できるため、テクニカル分析で儲けたいと考えるのであれば、徹底的にバックテストしてトレードする「システムトレード」することをおすすめします。
株式市場のタイミングを計る勉強
株価の底、天井を計ったり、今後の値動きを予測するための勉強は意味がありません。
上記の「テクニカル分析だけを勉強」でも触れましたが、再現性がないからです。
様々な過去のデータを元に、底、天井などのタイミングを予想しようとしても、ほぼ当たらないと考えたほうがいいでしょう。
投資の格言に「頭と尻尾はくれてやれ」というのもあるくらいです。
また、ヘッジファンドの帝王ことレイ・ダリオ氏もタイミングは読めないと言っています。
レイ・ダリオ氏と言えば全天候型ポートフォリオです。
「投資のタイミングなんて分からないから、じゃあどんな状況でも儲かるポートフォリオにすればいいじゃん!」
というのが全天候型ポートフォリオです。
ある意味では、脳筋ポートフォリオですね。
私は好きです。
※レイ・ダリオ氏の投資の考え方については、下記書籍が参考になります。
レイ・ダリオ氏が個人投資家におすすめする「オール・シーズンズ戦略」についても知ることができます。
意味のある株の勉強とは何か?
株の勉強で意味があるものについて解説していきます。
②投資の目的に合った勉強をする。
③株式市場で生き残るための勉強をする。
まずは株式全般を広く薄く勉強したほうがいい
まずは、株式投資について、広く薄く勉強しましょう。
・株の入門書を読む。
・市場の歴史をざっくり理解する。
・テクニカル分析、ファンダメンタルズ分析などの儲ける手法を勉強する。
・インデックス投資について勉強する。
・長期投資、短期売買の手法を勉強する。
こんな感じで十分です。
※どれも本を読んで勉強することをおすすめします。
SNSなどで素人から学ぶより、まずは専門家の信頼できる本を読んで正しい知識を付けることが大切です。
株式投資全般を広く薄く勉強することは、決して無駄になりません。
特定の一分野に固執して、損し続けるということを回避できるからです。
例えば、テクニカル分析で全然勝てなかったとしても、ファンダメンタルズ分析やインデックス投資で儲ける、という逃げ道(選択肢)を用意できるのです。
私の場合、株を始めて数年は短期売買に固執していました。
もちろん損ばかりです。
しかし、短期売買以外の勉強をほとんどしなかったため、その他の投資スタイルを試そうという発想にならなかったのです。
ですので、広く薄くでもいいので、いろいろ勉強しておくことが大切です。
投資の目的に合った勉強をする
投資の目的にあった勉強をするというのも意味があります。
例として、「投資期間は30年取ることが可能で、老後の資金2000万円さえ準備できればいい」という個人投資家がいたとします。
この場合、毎月3万円の積立投資を年利3.8%で運用できれば達成可能です。
この投資目的は、過去の利回りをベースに考えれば、インデックス投資すれば余裕で達成可能です。
むしろ、株式インデックスに拘らず、債券を組み合わせてより安定運用でも達成可能でしょう。
もし仮に、テクニカル分析で個別株を買ったり、デイトレードしてみたり、信用取引をしてハイリスク・ハイリターンのトレードをしたらどうなるでしょう?
おそらく、老後資金2000万円は達成困難です。
より低リスクかつ再現性が高い方法があるにもかかわらず、無意味にリスクを増大させているためです。
このような、投資目的に合致しない株の勉強をわざわざするのは無意味になりがちです。
ですので、株式投資全般を薄く広く勉強したあとには、投資目的に合致した投資方法の勉強が必要になります。
もし初心者のころに株式投資全般を広く薄く勉強しないと、「投資目的に合致した投資スタイルとはなんだろう?」ということがそもそも分かりません。
ですので、やはり株式投資全般を薄く広く勉強するというのは重要な意味があります。
株式市場で生き残るための勉強
「いかに儲けるか?」ではなく、「いかに株式市場で生き残るか?」という勉強も大いに意味があります。
・リスク許容度とは?
・損切りはどうすべきか?
・適切な資金配分とは?
・アセットアロケーションはどうすべきか?
・レバレッジは使うべきか?
このようなリスクマネジメント、マネーマネジメントに関わる勉強が重要です。
株式投資で儲けるためには、最低限、株式市場で生き残ることが前提になるからです。
もし、リスクマネジメント、マネーマネジメントを勉強せずに株式投資をしていると、過剰なリスクの取り過ぎにより、あっさりと株式市場から退場してしまうことでしょう。
そうならないためにも、株式市場で生き残る術を学ぶ必要があります。
投資歴15年がおすすめする本当に価値ある勉強
投資歴15年以上の私が、株の勉強で本当に価値あると思ったものを紹介します。
②現代ポートフォリオ理論
③システムトレード
④メンタルコントロール
※あくまでも株式投資の入門書レベルの知識は最低ラインとし、さらなる勉強としておすすめできるものを厳選しています。
本当に価値ある勉強①「インデックス投資」
株式投資をするうえで、すべてのベースとなるのがインデックス投資です。
株で儲けようとした場合、絶対にインデックス投資を意識しなければいけません。
インデックス投資は再現性があり、市場平均リターンを得ることができ、投資方法も簡単・・・
ある意味最強と言える投資手法だからです。
投資の目的を意識し、自身が望む平均リターンがインデックス投資以下であれば、もうインデックス投資だけしていればいいという結論になります。
しかし、自身が望む平均リターンがインデックス投資以上の場合、大多数のファンドマネージャーを打ち負かしてきたインデックス投資という最強クラスの投資手法を超えなければいけません。
その場合、
「どういうアプローチで投資するべきか?」
「どんなアセットアロケーションを組むべきか?」
「レバレッジは掛けるべきか?」
「長期投資、短気売買どちらをするべきか?」
こういったことを考える必要がでてきます。
インデックス投資という基準があるからこそ、「どのような投資をすべきか?」ということを具体的に考えられるようになるため、インデックス投資の勉強は価値があるのです。
本当に価値ある勉強②「現代ポートフォリオ理論」
株をまじめに勉強していれば、たぶん、名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか?
現代ポートフォリオ理論を知っていれば、
「株の組み合わせによって、リターンを下げずにリスクだけ下げる。」
「任意のリスクに対してリターンを最大化する」
このようなことが可能になります。
株初心者であれば、株の勝ち/負けを取引している株単体で考えがちですが、現代ポートフォリオ理論を意識し、ポートフォリオ単位で勝ち/負けを考えることによって、過剰なリスクを取る必要がなくなります。
つまり、株式市場での生存確率があがります。
また、現代ポートフォリオ理論は株で儲けたいと思う人にとって、不都合な真実も多く説明されています。
そういった事実を知ったうえで、「じゃあ、自分ならどう投資するのだろう?」と考えることも、非常に有意義です。
そういう意味で現代ポートフォリオ理論は勉強する価値があります。
ただ、まじめに勉強しようとすると、かなり難しい内容です。
ざっくり知っておくだけでも役立つので、ざっと目を通す程度の勉強はしておきましょう。
本当に価値ある勉強③「システムトレード」
システムトレードは日本の投資界隈においては、非常にニッチな分野です。
イメージ的には、「アルゴリズムが勝手に自動売買して儲けてくれる」こんなイメージを持たれることが多いように思えます。
ただ、実情は少し違います。
システムトレードは以下の2つで構成されます。
②売買ルールを順守したトレードをすること。
つまり、広義の意味では「儲かると確信できる売買ルールを順守してトレードすること」がシステムトレードなのです。
「①再現性を重視した売買ルール」とは、徹底的なバックテスト(過去データのシュミレーション)により、様々な角度からリスク・リターンを分析、明示します。
「②売買ルールを順守したトレードをすること。」については、イメージ通りプログラムを組んで自動売買してもいいですし、通常注文でも売買ルールを順守できれば問題ありません。
なぜシステムトレードの勉強が本当に価値あるかと言えば、
・リスク・リターンが明示されるため、自身にとってその売買ルールを使うに値するか簡単に理解できる。
→「リスク許容度の範囲内のリスクか?」、「投資の目的に対し、十分なリターンか?」、「破産の確率は何%か?」、このようなことが明確な数字として理解でき、株式投資のリスクが身近に理解できる。
・売買ルールの順守がしやすい。
→一般的に、「株は売買ルールに従いましょう。」と言われるが、実際のトレードにおいては、心理的起因により、守れないことも多い。
システムトレードの売買ルールは、再現性を高くするため曖昧さがなく、売買ルールに従いやすい特徴がある。
このような理由からです。
ほとんどの個人投資家は、自身が使っている売買ルールのリスク・リターンを明確な数値として認識していません。
これは大問題です。
なぜなら、儲かるであろうという希望的観測に縋ってトレードしているに過ぎないからです。
一般的に、本やインフルエンサーがおすすめする手法でも、その売買ルールは明示されても、リスク・リターンはほとんど明示されません。
仮にリスク・リターンを明示されても、極一部を切り取ったものに過ぎず、再現性があるとは言えません。
YouTubeなどでもバックテスト結果を紹介している動画がありますが、システムトレードの知識がある人目線で見ると、情報が少なすぎて判断ができません。
システムトレードの知識があれば、自身で徹底的に検証することが可能になります。
そして、一見信頼できそうな情報源でも、本当に儲かるかは検証する必要があります。
そもそもインデックス運用に勝てる売買ルールなんて、そんなに多くないからね。
それらしい売買ルールで儲かるなら、誰も苦労しないよ・・・・
このように、
①売買ルールを徹底的にバックテストしリスク・リターンを明確な数値として算出する。
②明示されたリスク・リターンを自身の投資目的、リスク許容度にあっているか確認する。
③検証の結果、問題ないと判断して初めてトレードを開始する。
この流れで株式投資をすれば、投資の目的にそった最適な投資戦略を自身で選ぶことができます。
かつ、投資戦略の細部に至るまで理解しているため、ブレない投資ができます。
また、システムトレードは株式投資の独立した一分野として考える必要はありません。
あくまでもシステムトレードは「バックテストにより再現性を確認し、売買ルールを順守する」だけなので、他の投資スタイルと組み合わせることが前提だからです。
「デイトレード×システムトレード」
「インデックス運用×システムトレード」
「テクニカル分析×システムトレード」
「長期投資×システムトレード」
「高配当投資×システムトレード」
こんな感じでシステムトレードの概念を組み合わせるだけです。
要は何にでも応用がきく。
重要なことは、システムトレードの「徹底的に検証し売買ルールを順守する」という概念なので、「システムトレードってなんか難しそう」と悩む必要はありません。
まとめると、システムトレードは難しく考えなくても、やってみたい売買ルールを徹底的に検証して、その売買ルールを順守するだけです。
このような考え方を学ぶためにも、システムトレードの勉強は価値があると言えます。
システムトレードは、株式投資で当たり前のことを当たり前にやってるだけです。
「お金が絡む問題だから、安易になんでも信じずに自分で検証する」
「株の基本は、自分で決めた売買ルールに従う」
この基本的なことをみんなできないから、「株は8割の人が負ける」なんて言われるわけです。
当たり前のことを当たり前にやれば、最低限2割側の勝ち組にはなれます。
ただ、システムトレードの勉強を徹底的にやると、
「自分でバックテストしたもの以外はまったく信用できない」
「他人がおすすめする投資手法全てに疑心暗鬼になる」
「流行りの投資手法は何か裏があると疑う」
こんな副作用があるよ。
株で成功できるのは人格破綻者、サイコパスなんて言われることもあるので、丁度いいかも?
本当に価値ある勉強④「メンタルコントロール」
メンタルコントロールの勉強は必須です。
株式投資において、いかなる投資手法、売買ルールだろうと、全てメンタルコントロールの上に成り立つからです。
どんなに優れた投資手法、売買ルールであろうとも、それは理論どおり運用できた場合に限ります。
暴落時の恐怖、バブル時の欲望から理論どおり行動できないのはよくあることです。
そういった感情を制御するためには、メンタルコントロールの勉強は必須であり、本当に価値があるのです。
株のことを一通り勉強し、実践に移し、はじめは「全然余裕、暴落時もうまく運用できるから!」なんて思っていても、いざ暴落に直面して初めて真の恐怖を知ることになります。
ここで感情を制御し、理論どおり行動するためにもメンタルコントロールの勉強をしておきましょう。
まとめ
「株の勉強は意味ないのか?本当に価値ある勉強とは何か解説します。」のまとめです。
→一部は意味ないものもある。
・株の勉強で意味がないこと5選
①短期で大儲けする方法の勉強。
②インデックス運用の勉強をしていない。
③SNSだけで勉強。
④テクニカル分析だけを勉強。
⑤株式市場のタイミングを計る勉強。
意味のある株の勉強とは何か?
→まずは株式全般を広く薄く勉強したほうがいい。
→投資の目的に合った勉強をする。
→株式市場で生き残るための勉強。
投資歴15年がおすすめする本当に価値ある勉強
本当に価値ある勉強①「インデックス投資」
本当に価値ある勉強②「現代ポートフォリオ理論」
本当に価値ある勉強③「システムトレード」
本当に価値ある勉強④「メンタルコントロール」