株の勉強は何から始めたらいい?7ステップで負けない投資家になる!

勉強
くまさん

株初心者なんだけど、何から勉強したらいいか分かんない・・・

この記事では、上記の疑問を解決します。

 

本記事のポイント

・株の勉強は何から始めるかが重要【勉強順が大切】
・株で負けないための勉強【7ステップ】
・株の勉強は「本」が絶対おすすめな理由
・SNSでの株の勉強は基礎知識がついてから
・株式投資の勉強するときに注意すべきこと
・株式投資の勉強を楽しむことも重要

 

本記事では、私の会社員兼業投資家としての15年以上の投資経験を活かし、「初心者は何から株の勉強をすべきか」について解説しています。

「市場で何年も生き残り続ける」ことを重視し、株式投資で失敗したくない人は必見の記事です。

 

マンモス
マンモス

はじめまして!マンモスです。
投資歴16年目です。
2021年4月に資産3000万円を達成しました。

実現損益は1000万円を超えました。

その経験を活かし、「株の勉強は何から始めたらいい?7ステップで負けない投資家になる!」を解説します。

 

この記事で解説している内容は、利益を保証するものではありません。
投資は自己責任でお願いします。

 

株の勉強は何から始めるかが重要【勉強順が大切】

株式投資で負けないためには、株の勉強方法が非常に重要です。

株の勉強を何から始めるかによって、その後の投資に大きく影響を与えます。

例えば、株の基本をおろそかにし、「流行りの投資スタイルをマネて投資を始めてみる」このような方法では、株で負ける確率が高くなります。

誰でも簡単にSNSなどで情報を手に入れることができる昨今、情報感度が高い人ほど危険な投資に手を出してしまう・・・

現代の株式投資はこのような状況なのです。

ですから、株の勉強をどのようにするのかが、今後の投資の命運を決めると言っても過言ではありません。

以下で紹介する7ステップの勉強方法は、私自身の失敗、成功を反映した、株で負けないための勉強方法です。

是非最後まで読んでいただけたらと思います。

 

株で負けないための勉強【7ステップ】

株で重要なことは、「勝つ」ことではなく、いかに負けないかです。

負けないことを意識すれば、自ずと資産は増え、儲けの額も増えていきます。

ここでは、全7ステップで勉強する内容を解説します。

ステップ① 【基礎の習得】売買ルールや税金などの勉強
ステップ② リスク許容度を理解する
ステップ③ 株の歴史的なリスク・リターンを理解する
ステップ④ 投資の最適解「インデックス投資」を理解する
ステップ⑤ 株式投資のスタイルを理解する
ステップ⑥ 株のメンタルコントロールを理解する
ステップ⑦ 発展的な勉強をする

 

 

 

ステップ① 【基礎の習得】売買ルールや税金などの勉強

まずは、株の基礎を学びましょう。

・株とは?
・株で利益を出すには?
・配当金とは?
・税金はどうなっている?
・どうすれば売買できる?
・取引できる時間は?
・株価はなぜ動く?

このようなことを勉強すれば、問題ありません。

株の基礎は、株式投資においてもっとも重要なことであり、株で利益を上げるための土台です。

「株の勉強は何からする?」と迷っている人は、とりあえず株の入門書を買って読んでみましょう。

入門書を勧める理由ですが、

①ブログ、YouTubeなどでの勉強では何かしらの漏れが発生する。
②入門書であれば、株の基礎を漏れなく網羅的に勉強できる。
③バイアスのない、中立的な立場で解説されている。
④株のメリット、デメリットを正しく勉強できる。

以上の理由からです。

 

マンモス
マンモス

株の勉強を何から始めようか迷っている人は、とりあえず入門書を読むところから始めましょう。
入門書の内容は、どの本でも似たり寄ったりなので、kindle unlimitedで安く勉強するのがおすすめです。

 

※kindle unlimitedは、初めてご利用の方は30日間の無料体験が可能。

期間終了後は月額980円の自動更新です。

kindle unlimitedで投資の名著も読めるため、株の勉強はkindle unlimitedがおすすめです。

 

 

ステップ② リスク許容度を理解する

株は、当たり前ですが、儲かることもあれば、損することもあります。

市場が開いているときは、リアルタイムで価格が変動しています。

株を始める前には、株のリスクを正しく理解する必要があります。

そして、もっとも重要なのが、価格変動のリスクに対し、自身がどれだけの耐性があるかという「リスク許容度」を認識することが重要です。

 

リスク許容度とは?
・どれだけ損しても生活に影響がないか?
・どれだけの資金を投資に回せるか?
ざっくり解説するとこんな感じです。

 

株式投資の一番の鉄則は、「リスク許容度内で投資すること」です。

 

くまさん
くまさん

「株は無くなってもいいお金で投資しよう。」
「生活に影響ないお金で株を買おう。」
よく言われることだけど、これがリスク許容度内で投資するってこと。

 

「いかに生活に影響がない資金で株を始めるか?」が重要になるため、これは本やSNSでの勉強というより、自身のキャッシュフローの見直しが重要になります。

そのためには、家計簿などで自身のキャッシュフローを把握する必要があります。

「収入-支出=資産増加」

これは当たり前のことですが、お金の管理をせず毎月いくら使っていくら増えているかも分からない・・・

このことを把握できていないと、「リスク許容度」は分かりません。

また、日常のお金を管理して、収支をプラスに維持するだけで資産は増やせます。

しかし、株で利益を上げるということは、日常のお金をコントロールする以上の資金管理が求められます。

ですので、日常のお金でさえ菅理できていない人は、株式投資に向かないと言えます。

まずは、日常の収支を把握し、

「いくら投資する余裕があるのかな?」

というリスク許容度を把握することから始めましょう。

 

マンモス
マンモス

リスク許容度の把握は、「主観的視点」と「客観的視点」が重要になります。
自身での判断と第三者目線での判断の両方が必要です。
株を始めようとする場合、ファイナンシャルプランナーに自身のリスク許容度を判断してもらうのもいいでしょう。
ファイナンシャルプランナーとどれだけ投資に回すのか一緒に考えることで、より確度の高いリスク許容度になります。
私自身も数年に1度はFP相談に行きます。
そうすることで、生活費の見直しや投資プランの見直しにも繋がっています。

 

くまさん
くまさん

株を始めた最初のころは、余程うまいか、運がよくなければ基本的に損をします。
最初だからうまくいかないのは当たり前・・・・
だから、年間どれくらいまで損してもいいかということを考えておくことも大切だよ。
そういうこともファイナンシャルプランナーと相談しておきたい。

 

マンモス
マンモス

株を始めて2~3年は、チュートリアルと割り切ったほうがいいです。
損して当たり前なのです。
ですが、個人投資家は株を始めて2年以内に大半の人が市場から撤退するとも言われます。
2~3年生き残ること難易度は決して楽なものではありません。
確実に生き残るために、ファイナンシャルプランナーと投資計画の相談をするのもアリです。

 

 

ステップ③ 株の歴史的なリスク・リターンを理解する

株で成功するためには過去のリスク・リターンを理解することが重要です。

株で勝つためには、「そもそも株っていくら儲かるのか?」このことを知っておく必要があるからです。

また、株で負けないためにも、株のリスク・リターンを知っておく意義はあります。

株で現実的に達成しうる利回りを理解していないと、非現実的な利回りを追い求めることになり、それだけ破産が早まってしまうからです。

 

株の初心者の場合、株のリスク・リターンについては、ほぼイメージできていないか、極端な例をイメージしていることがほとんどです。

「株なんてギャンブルでしょ・・・」

「1年で資産倍くらいにはできるよね」

「あっという間に破産する」

「あのインフルエンサーは数年で億り人になった。自分もできるはず!」

こんな感じのイメージをしているのではないでしょうか?

しかし、株という資産の特性上、まじめに株をやればやるほど、かなり地味な結果になります。

もちろん、貯金よりはリスキーですけどね・・・

※以下は保有期間におけるリスク・リターン(年率)です。

株式リスク分布

出典:ジェレミー・シーゲル著 株式投資

 

見て分かるように、保有期間が短ければリスク・リターン(年率)ともに大きくなり、期間が長いほどリスク・リターンは安定してきます。

資金コントロールさえしていれば、いくらリスクが大きくても、損する金額などたかがしれています。

また、1年で資産を倍増させたり、数年で億り人になるのは、かなり難しいとも言えます。

 

このように、株のリスク・リターンにたいする理解を深めることで、

「あっという間に破産するような状況を避ける」

「非現実的な利回りを見込んで投資をする」

このようなことを回避できるようになるのです。

逆に言えば、ステップ2で解説したようなリスク許容度と、上記の株式投資がもつリスクを理解していないと、みなさんがイメージするような「あっという間に破産する」ということも起こりえます。

このようにならないためにも、株の歴史的なリスク・リターンを理解しておくことが重要です。

 

ただ、このような株の資産特性、リスク・リターンの統計データは入門書では勉強できません。

以下のような、専門書で勉強する必要がでてきます。

 

 

マンモス
マンモス

私が株を始めた当初は、株のリスク・リターンについてはまったく勉強していませんでした。
そのため、かなり非現実的な利益を望んでいました。
その結果、何年も負け続けることになりました。
ですので、株で失敗したくない人は、必ず株の歴史的リスク・リターンについて理解しておく必要があります。

 

 

ステップ④ 投資の最適解「インデックス投資」を理解する

投資には理論上の最適解が存在します。

「インデックス投資」と呼ばれる投資手法です。

インデックス投資のざっくりとした特徴
・市場全体の株を買う。
・タイミングを計る必要がない。
・再現性が高く、プロにすら勝てる投資手法。

「市場全体の株を買うなんて無理でしょ・・・」

こんな疑問が聞こえてきそうですが、実際にはすごく簡単です。

ここで難しい話はさけますが、「市場全体の株を含んだパック商品がある」と思っていただいて問題ありません。

※投資信託、ETFなどがそれに該当する。投資信託なら100円から投資できる。

このような「市場全体の株を含んだパック商品」を買う投資手法をインデックス投資と呼びます。

※インデックス投資について、詳しくは下記記事で解説しています。

 

インデックス投資は、非常にシンプルな投資方法で簡単に実行可能です。

かつ、平均利回りも年間4~7%程度になります。

※あくまでも長期平均であることに注意。マイナスになる年も当然あります。

「株は8割の人が負ける」なんて言われますが、インデックス投資を理論通り実践すれば、上位2割の勝ち組になれます。

 

また、他の投資手法を実践するうえでも、インデックス投資の理解は非常に重要な意義があります。

理由として、

①インデックス投資の利回りに勝つのは、相当に難易度が高い。(プロでも困難)

②勝てる見込みが高いインデックス投資があるのに、わざわざその他の投資手法を使う意味があるのか?

このこと理解して投資をすることで、合理的な投資が可能になるからです。

ですので、インデックス投資は全ての投資、資産運用のベースとなります。

これを理解して株式投資をするのとしないのでは、株式市場での生存確率が大きく変わってきます。

インデックス投資をしないにしても、株で成功するためには絶対に必要な勉強であることは覚えておきましょう。

 

マンモス
マンモス

インデックス投資は私自身のメインの投資戦略でもあります。
簡単かつ再現性が高いのでおすすめ!

 

 

ステップ⑤ 株式投資のスタイルを理解する

インデックス投資まで勉強したら、次は株式投資の様々なスタイルについて勉強しましょう。

インデックス投資の次に勉強するのがポイントです。

その理由は、

①インデックス投資を超過するリターンを上げること自体が難しい。
②インデックス投資以上に簡単な投資方法は無い。
③インデックス投資より再現性が高い方法が無い。

この3点を理解したうえで、他の投資スタイルをすべきか考慮する必要があるからです。

もちろん、「インデックス投資の成績を上回ることは絶対にできない」と言うつもりはありません。

しかし、現実的にはかなり難しいのです。

 

さて、インデックス投資以外の投資スタイル、投資手法についてですが、以下のようなものがあります。

・デイトレード
・スイングトレード
・長期投資
・バリュー投資
・グロース投資
・テクニカル分析
・ファンダメンタルズ分析

上記以外にも、様々なスタイルがあります。

また、これらの投資スタイルには、それぞれにメリット、デメリットが存在します。

インデックス投資は優れた投資スタイルですが、「唯一絶対のモノ」というわけでもありません。

個人の性格、特徴などによって「最強の投資スタイル」というのは、人によって違ってくるからです。

ですので、様々な投資スタイルを知り、かつインデックス投資を意識したうえでいろいろ試すことが重要になります。

どれか1つの投資スタイルを実行してもいいですし、複数の投資スタイルを組み合わせても問題ありません。

まずは、「自分にどんな投資スタイルが合うのか?」ということを実践して試し、理解すること重要です。

 

マンモス
マンモス

自身が好きな投資スタイルと、実際に結果を出せる投資スタイルは必ずしも一致しません。
私自身のことになりますが、好きな投資スタイルは「短期売買」でしたが、実際に利益を出せたのは「長期投資」、「インデックス投資」でした。
ですので、実際に儲けられる投資スタイルを見つけるまでは、偏見なく様々な投資スタイルを試すことをおすすめします。

 

様々な投資スタイルを学ぶついでに、「コアサテライト戦略」についても知っておくことをおすすめします。

コアサテライト戦略とは簡単に言えば、「資金の割り当て」、「投資対象」、「投資スタイル」を分散して、リスクコントロールすることです。

基本的にはローリスク・ローリターンな投資商品、投資スタイルの資金配分を多めにし、ハイリスク・ハイターンな投資商品、投資スタイルの資金配分を少なめにします。

このようにすることで、任意のリスクコントロールが可能になります。

コアサテライト戦略は「絶対にこうしなければならない」という決まりはなく、完全に任意のため難しく考える必要はありません。

投資戦略として知っていれば役に立つので、覚えておいて損はありません。

 

 

 

ステップ⑥ 株のメンタルコントロールを理解する

実際に株式投資をするようになって重要になるのが「メンタルコントロール」です。

取引前にはほとんど重視されませんが、取引を始めてその重要性に気づくはずです。

実際に株式投資をする前の勉強段階では、その理論を勉強するだけで済みます。

ですが、実際にお金を使って投資すると、理論通りに行動することがいかに難しいか理解できます。

日々の株価変動で、資産が増えたり減ったりするのを目の当たりにすると、「欲望」、「恐怖」といった感情が湧きますし、株価変動しなければ、それはそれで「退屈」です。

これらの「欲望」、「恐怖」、「退屈」の感情は、理論通り行動することを阻害するのに十分な要素です。

この感情をコントロールできなければ、株式投資で成功することはできません。

本などで「株で勝つ方法」、「株で負けない方法」などを勉強しても、これは理論通り行動することが前提であり、その理論の中に「感情による行動のバラつき」は含まれていないことに注意が必要です。

このように、実際に株式投資を始めたら、すぐに「メンタルコントロール」の方法を勉強しましょう。

投資をする前に勉強しておくのが理想ですが、実際にお金を投資しないと実感できない部分のため、株式投資を実際に始めた段階で勉強をスタートするのがベストでしょう。

 

マンモス
マンモス

株式投資に関わるメンタルコントロールは独特です。
自身に自制を強制し、機械的になることが求められます。
また、自身の株式投資のスタイルに信念がないと、ブレブレな投資をすることになります。
株式投資とメンタルコントロールは切っても切れない関係にあるので、「儲ける手法」を勉強するのと同様に、メンタルコントロールの勉強も重視する必要があります。

 

 

 

ステップ⑦ 発展的な勉強をする

ここまでの勉強で基礎的なことは習得できます。

以降は、より発展的、応用的な勉強をしましょう。

これは何も株の勉強だけにとどまりません。

例えば、

・家計コントロールのために「簿記」を勉強する。

・経済を理解するために、「経済学」を勉強する。

・経済行動の心理を学ぶため、「行動経済学」を学ぶ。

・分析力を強化するため、「統計学」、「プログラミング」を学ぶ。

こんな感じで、様々な勉強が役立ちます。

 

また、株の勉強でも、

・偉人の投資スタイルを学ぶ。

・より高度なトレード手法を学ぶ。

・資金管理、リスクコントロールの手法を学ぶ。

など、いくらでも勉強することがあります。

 

このような勉強を随時行い、常にスキルアップすることが株式投資で負けないための秘訣です。

 

※当サイトでは「システムトレード」をおすすめしています。
システムトレードは、「徹底的に検証した売買ルールを機械的に取引する」ことであり、再現性が高く、リスク・リターンを明確な数字として理解できます。

株で負けたくない人におすすめです。

 

 

 

株の勉強は「本」が絶対おすすめな理由

株の勉強を何から始めればいいか迷っている人は、絶対に「本」で勉強することをおすすめします。

その理由は3つです。

理由① 信頼性の高さ
理由② 網羅的に解説されている
理由③ コストパフォーマンスが良い

 

 

理由① 信頼性の高さ

本であれば、信頼性が高く、確度の高い情報で勉強することができます。

著者も有名な投資家であったり、大学教授、運用会社の創業者など、実績、キャリアともに申し分ありません。

株の基礎を勉強するする際は、信頼性の高い情報元から勉強することが大事なのです。

昨今では、素人(個人投資家)がいくらでも情報を発信できるようになり、劣悪な情報も多く見られるようになりました。

このような情報に騙されないためにも、「本」というもっとも信頼できる情報元から勉強することをおすすめします。

 

理由② 網羅的に解説されている

本であれば、特定の投資手法などに付帯する情報も、網羅的に解説されています。

様々な統計データや一次的な情報も多く、初心者の意思決定に役立つこと間違いなしです。

複数の本を読めば、個人投資家としては十分な知識を習得できることも、本での勉強をおすすめする理由です。

もし、これがYouTubeなどのSNSでの勉強となれば、株式投資に必要な全ての情報を自身で検索して見つけ出さなければいけないため、どこかで漏れがでます。

極論になりますが、本であれば2、3冊の投資の名著を読めば、株式投資のことを網羅的に勉強することができます。

漏れなく網羅的に勉強するためには「本」での勉強が必須と言えます。

 

 

理由③ コストパフォーマンスが良い

本での勉強は最もコスパのいい株の勉強方法になります。

 

投資関連の勉強手段として、

①本で勉強する。

②SNSなどで無料で勉強する。

③情報商材、セミナーなどで勉強する。

このような方法があります。

一見すると、無料のSNSで勉強するほうがコスパはいいように思えますが、初心者が正しい情報を発信している人を見つけるのは困難であり、おすすめできません。

さらに、勉強を始めて一発目で、誤った情報を発信するインフルエンサーの情報を鵜呑みにする危険性もあります。

 

また、高額な情報商材、セミナーなども価格に見合った情報を得ることはできません。

なぜなら、秘密にされた「高確率で儲かる手法」、「短期で儲かる手法」などは、基本的に存在しないからです。

かつ、投資の最適解「インデックス投資」ですら、本を一冊読めば知ることができます。

それなのに、高額な料金を支払い勉強するメリットがありません。

株式投資以外であれば、高額であれば効果の高い学習ができることもあります。

しかし、株式投資に限定すれば、価格の高さと情報の質の高さは比例しないことを覚えておきましょう。

ですので、「情報の網羅性が高い」、「コスパに優れている」、「信頼性も高い」という理由から、本での勉強をおすすめします。

 

※株において、絶対に勝てる手法は「聖杯」に例えられます。
「聖杯」は無いというのが通説です。

 

SNSでの株の勉強は基礎知識がついてから

初心者がSNSで勉強することはおすすめできません。

まず、YouTubeなどのSNSでは、無料で基礎的なことから専門的なことまで勉強できるため、非常に便利なサービスであることは理解できます。

しかし、その反面、中立性に欠く情報や初心者がやるべきでないことも多く発信されており、情報の取り扱いには注意が必要です。

 

また、SNSでは発信者個人の人間性や登録者数と言った、株の勉強をするには邪魔でしかないものも含めれらます。

例えば、

・YouTubeの登録者が多いから信頼できる、登録者が少ないから信頼できない。

・発信者のトークが面白い、つまらない。

・単に人柄が好きだ、嫌いだ。

多くの人はこのような株の情報の本質とは関係ない部分から、株の勉強をするチャンネルを選択しがちです。

 

ただ、もっとも重視するべきは、「株の情報の質」であるはずです。

株の基本が分からない初心者であれば、おのずとSNS運営がうまくいっているインフルエンサーの情報から勉強することになるでしょう。

幸運にも、初心者が勉強するにあたり、確かな情報を発信するインフルエンサーであれば「当たり」と言えますが、必ずしも「当たり」を引くとは言えません。

ですので、信頼に足るか判断できるレベルの基礎知識をつけるまでは、SNSでの勉強は控えたほうがいいでしょう。

そして、その知識を付けるためには、やはり「本」での勉強が一番です。

 

※基本的に株の勉強は「本」がおすすめですが、以下の記事で、私が厳選したYouTubeチャンネルとYouTubeで勉強する際の注意点を解説しています。

 

株式投資の勉強するときに注意すべきこと

株の勉強で特に注意すべきことは、以下のようなことです。

・座学での勉強を軽視し、実践だけで学ぼうとする。
・勉強したことを素直に実践しない。
・いきなりハイリスクなことをする。

株で成功するためには、座学での勉強は必須です。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という格言にもあるとおり、先人の知識から学ぶことは重要です。

特に、株に関しては、やるべきこと、やらないほうがいいことについては、多くの人の経験から学ぶことができます。

わざわざ自分で失敗して学ぶまでもなく、他者の経験から学ぶことができるのです。

株において座学を軽視し、自身の経験からしか学ばないというのは、すなわち資金の損失につながる愚かな行為です。

 

また、初心者なのに我流に拘るというのもよくありません。

投資で成功する方法というのは、長い歴史の中で、ある程度パターン化されています。

まずはそれらを実践できるようになってから、自分用に投資戦略をカスタマイズすることが重要です。

 

注意点の最後に、株初心者の一番最悪なパターンは、自身のリスク許容度を理解していないのにハイリスクな投資をすることです。

リスク許容度を無視したハイリスクな取引は、ストレス、大損のもとです。

初心者のうちは、ハイリスク・ハイリターン型の投資は避けるほうが無難です。

 

マンモス
マンモス

株の勉強をしないと、「そもそも自分がハイリスクな取引をしている」ということすら認識できない可能性があり、非常に危険です。

 

 

株式投資の勉強を楽しむことも重要

株式投資の勉強は、楽しい部分もあれば、ひどく単調でつまらない部分もあります。

株の勉強に飽きて、結局、株式投資を実践しないというのは無駄でしかありません。

ですので、実際の投資で楽しみつつ勉強することも重要です。

 

くまさん
くまさん

株のトレードはマネーゲーム的な側面もあって面白い!

 

極わずかな資金でいいので、趣味的なトレードをしてみると、株の勉強に飽きずにモチベーションを維持できるためおすすめです。

楽しみのためにトレードするのは、なんだか無駄なことに思えたり、「ただ損するだけじゃない・・・?」なんて疑問あるかもしれません。

しかし、意識的に少額で楽しみのためにトレードすることで、それはそれで勉強になったり、モチベーションを維持したり、メインの投資資金で無駄なトレードすることを避けるというメリットもあります。

ベテラン投資家でも、遊びのためにごく一部の資金で趣味的にトレードする人もいるため、決して悪いことではありません。

合理的に資産を増やす投資戦略と自身の好きな投資戦略は必ずしも一致しないため、楽しむために一部の資金を運用するのも、楽しみつつ資金管理の勉強になりおすすめです。

 

マンモス
マンモス

私自身もメインの投資戦略とは別に、ごく一部の資金で「宝くじ枠」として普段絶対買わないようなものに投資し楽しんでます。
一見無駄に見えても、ある意味ではメインの資産を守る効果もあるためおすすめです。

 

 

 

 

まとめ

「株の勉強は何から始めたらいい?7ステップで負けない投資家になる!」のまとめです。

・株の勉強は何から始めるかが重要【勉強順が大切】
・株で負けないための勉強【7ステップ】
ステップ① 【基礎の習得】売買ルールや税金などの勉強
ステップ② リスク許容度を理解する
ステップ③ 株の歴史的なリスク・リターンを理解する
ステップ④ 投資の最適解「インデックス投資」を理解する
ステップ⑤ 株式投資のスタイルを理解する
ステップ⑥ 株のメンタルコントロールを理解する
ステップ⑦ 発展的な勉強をする
・株の勉強は「本」が絶対おすすめな理由
理由① 信頼性の高さ
理由② 網羅的に解説されている
理由③ コストパフォーマンスが良い
・SNSでの株の勉強は基礎知識がついてから
・株式投資の勉強するときに注意すべきこと
①座学での勉強を軽視し、実践だけで学ぼうとする。
②勉強したことを素直に実践しない。
③いきなりハイリスクなことをする。
・株式投資の勉強を楽しむことも重要
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