インデックス投資で月10万積み立てたら、どのくらいまで増やせるの?
インデックス投資に月10万積み立てたいけど、なんかいい方法ない?
あと継続できるか不安・・・
どうすれば継続できる?
この記事では、上記のようなお悩みを解決します。
本記事の内容
・インデックス投資に月10万積み立てる方法
・月10万の積み立てを継続するために重要なこと
本記事の信頼性
・管理人の投資歴は15年以上
・インデックス投資は現在8年間継続中
・実現損益は1000万円越え
・資産3000万円越え
・管理人も月10万円以上インデックス投資に積立中
※2022年7月現在
※信頼性の担保として、私のポートフォリオ、売買履歴を公開しています。
※これまでの投資経歴はプロフィールにて公開しています。
最初の7年くらいは株でまったく勝てませんでしたが、それ以降は順調に儲けてます。
特に、インデックス投資を始めてからは、資産が安定して増えるようになりました。
失敗も多く経験したうえで儲けられるようになったので、こらからインデックス投資を始める初心者の人、何年も株式投資してるけど負けている人、どちらに対しても有用な情報をお伝えできます。
今回は、インデックス投資を8年以上やっている経験を活かし、「インデックス投資を月10万円でやるとどうなるか?」を解説します。
それでは、解説に移ります。
【インデックス投資】月10万積み立て投資で資産はいくら増える?
ただし、1億円越えに関しては相応の投資期間が必要になり、難易度が上がります。
インデックス投資を月10万円で継続すれば、
・20年で5000万円程度(準富裕層)
・30年で1億円程度(富裕層)
ざっくりですが、こんな感じで資産を築けます。
結論① 15年あればアッパーマス層になれる
※気になる人は、楽天証券積立かんたんシミュレーションでいろいろな値でシュミレーションしてみて下さい。
私自身も投資歴15年で資産3000万円に到達しました。
利回りなどである程度誤差はありますが、大体シュミレーションに近い結果ですね。
月10万円をインデックス投資に回し、かつ、15年継続するのは簡単ではありませんが、比較的現実的かつ誰でも可能なレベルかな、と思います。
このレベルであれば、以下のことを意識することで達成可能です。
・インデックス投資への入金力を上げる。
・年齢を意識して早めにインデックス投資を開始する。
※以下の記事で、インデックス投資におすすめの本を紹介しています。
※インデックス投資は基本的に入金力勝負です。以下の記事で詳しく解説しています。
仮に多少失敗しても、早く始めれば始めるほど挽回できるよ。
60歳時点で3000万円を作りたければ、仮に資産0でも45歳から始めればいいので、割と余裕があります。
20代、30代に投資に無関心でも全然セーフなので、アッパーマス層入りは40代から投資を始めれば余裕でしょう。
老後2000万円問題なんかも余裕で解決できますね!
ただし、インデックス投資は利回りが一定ではありません。
インデックス投資の利回りは長期平均で4~7%程度となります。
※もっと詳しいインデックス投資の利回りの情報については、下記の記事で解説しています。
経済状況次第では、3000万円到達は15年以上になることもありますし、15年未満になることもあります。
利回りについては、正直運ゲーですね。
ここらへんはコントロールできないので、あまりシビアに考える必要はありません。
※特定のインデックスに投資しても利回りは安定しませんし、毎年最高の利回りのインデックスを予想して投資することもできません。
以下の図のように、かなり利回りはばらつくので、利回りのコントロールは実質無理です。
補足情報ですが、インデックス投資で儲けるには3つの要素があります。
②投資期間 → 勝率を上げるのに重要
③利回り → 利回りが高ければ最終リターンは増加する。
※利回りは実質コントロール不可のため、あまり気にしなくていい。
この3つのうち、コントロール可能なのは、「入金力」と「投資期間」です。
儲けるためには、この2つの要素を意識的にコントロールすることがポイントになります。
より多くの入金力があれば、利回りが低くてもごり押しで儲けられます。
また、投資期間が長ければ長いほど、勝率は上がり、同額の資産を作るのに入金力が低くてもよくなります。
これは、投資期間が長くなることで、複利効果により利益がどんどん増えていくからです。
※投資期間の重要性については、下記の記事で解説しています。
結論② 20年あれば準富裕層になれる
ここらへんからセミリタイア、FIRE、アーリーリタイアが視野に入ってくるのではないでしょうか?
遅くとも40歳から積立をスタートすれば、60歳までに約5000万円の資産と退職金が手に入り、老後はかなり余裕をもって生活できることでしょう。
新卒入社で計画的にインデックス投資をすれば、40代半ばにはセミリタイア、FIRE、アーリーリタイアが視野に入ります。
人生後半をイージーモードにしたいなら、可能なかぎり若いときからインデックス投資を始めましょう。
結論③ 投資期間しだいでは1億円が狙える
年利6%もあれば、30年で1億円に到達します。
インデックス投資の年利は4~7%程度であり、6%というのは特別高い利回りではありません。
むしろ、リーマンショック後は年利10%越えがあたりまえでした。
もし仮に新卒で就職して、直後から月10万の積立ができれば、退職金なども含めて50歳前後くらいには1億円に到達します。
新卒で懲役40年・・・
このようなことを考えて憂鬱になってる人は、インデックス投資を活用してFIRE、セミリタイアを目指してもいいかも(*^-^*)
このように、理論上はインデックス投資でも1億円到達が可能なわけですが、
・1億円作るだけなら、40代後半~50代でも到達可能。しかし高齢で1億円あっても正直意味ない?
・計画性が無いとまず無理なレベル。
こんな感じで割と難易度が高いです。
まあ、0円から1億円を目指す人限定ですけどね。
普通であれば退職金などもあるため、60歳くらいで1億円はいくかもしれないですね。
そもそも「1億円必要か?」ということもあります。
1億円狙う人は、早い段階で緻密なライフプランを立てましょう。
そうすれば、難しいけど十分可能です。
インデックス投資に月10万積み立てる方法
インデックス投資に月10万を積立するには、平均程度の年収と、平均的な支出であれば十分可能なレベルです。
ただ、20代では給料も十分昇給していないことから、インデックス投資に月10万円積み立てられるのは30代からが目安となるでしょう。
インデックス投資で月10万円積立られる条件
・平均的な支出であること。
・30代からスタートが目安。(年収次第では20代でも可能)
以上の条件を満たしたうえで、必須になることは収支の把握です。
収支の把握をして、月10万円の積立可能であれば、それ以上の努力は必要ありません。
しかし、月10万円に足りないようなら、さらなる努力が求めらます。
以下は月10万円積立のためにすべきこと一覧です。
月10万積み立てるために必要なこと
②支出の最適化 → 月10万円の積立が無理そうなら、まずはこれをやるべし!
③キャッシュレス決済の利用 → ポイント獲得により収入微増(月数千円程度)
④ポイ活 → ポイント獲得による収入増加(月5000円~数万円)
⑤副業、転職 → 年収の底上げをする。
※入金力の上げ方については、以下の記事で詳しく解説しています。
月10万積み立てる方法① 収支の把握
そもそもいくら収入があって、いくら支出があるのかわからないと、どうしようもないですからね。
この公式が基本となります。
まずは、自身の収支を把握するところから始めましょう。
収支の把握はマネーフォワードMEなどの家計簿アプリで簡単にできます。
支出を全てクレカ払いにしておけば、後はマネーフォワードMEが勝手に家計簿を作ってくれますので、簡単に収支の把握ができます。
収支の把握をした時点で、インデックス投資に毎月10万円の積立が可能であれば、それ以上の努力は不要となります。
※家計の管理をしたことが無い人は、FPの無料相談がおすすめです。
家計簿のつけ方、財テク、リスク許容度の相談など、投資プランに役立つ情報を聞くことができます。
家計の管理は、投資有無にかかわらず、一生役立つスキルです。
投資のコンシェルジュであれば、無料でFP相談できるのでおすすめです。
月10万積み立てる方法② 支出の最適化
必要以上、分不相応の支出が無いか見直しましょう。
基本的には、固定費の見直しから始めることが大切です。
特に、
・保険料
・住まい
お金がかかるのはここらへんですね。
この3つのうち、どれか1つでも見直すことができれば、かなりの収支改善になります。
固定費の見直しが終了し、それでもまだ月10万円に届かないようなら変動費の見直しをしましょう。
・衣服費
・交友費
・娯楽費
などです。
工夫次第では、かなりの金額を節約できるでしょう。
どれだけ妥協できるかが問題ですね。
ラテマネーは、コンビニや自販機、カフェなどの、1回あたりの金額が少額の出費のことです。
積みあがると結構な金額になるので注意が必要です。
家計簿を付ければ把握できるので、気にかけておきましょう。
妥協できる部分は妥協して、必要な部分にはお金を使う。
インデックス投資に月10万円積立るにはメリハリが大事!
月10万積み立てる方法③ キャッシュレス決済の利用
キャッシュレス決済であれば、1%程度のポイントバックがあるため、収入の微増が狙えます。
以下の写真は私の楽天ポイントの獲得履歴です。
通算で199,725ポイントになってます。
毎月微々たる増加ですが、なかなか馬鹿にできない金額になります。
また、QR決済などのキャンペーンを活用してポイント獲得を狙うのもおすすめです。
キャンペーン時はポイントの還元率が5%以上になることも珍しくありません。
獲得したポイントはそのまま支払いに利用できますから、トータルの入金力が底上げされることになります。
最近のキャンペーンで驚いたのが、PayPayの「花王商品の購入で最大40%戻ってくるキャンペーン」です。
このようなキャンペーンを利用すれば、一気にポイントを獲得することも可能です。
月10万積み立てる方法④ ポイ活
ポイントサイトの利用や、楽天市場のポイントアップキャンペーンを利用することで、かなりのポイントが獲得できます。
ポイントサイトでポイントを獲得しつつ、楽天市場などのポイントアップキャンペーンのときに、生活必需品などをまとめて買えば、月5000円~数万円程度の収入増加になるはずです。
ポイ活ガチ勢は年間数十万ポイントも稼いでいます。
そこまでやらなくても、かなりの収支改善に繋がります。
ポイ活であれば、労力も少なくリスクもないため、簡単に収入アップできます。
特にポイントサイトの利用がおすすめです。
以下は私がポイントサイトのハピタスで獲得したポイントの履歴(一部)です。
月にもよりますが、多い時は月1万円以上のポイントを獲得してます。
ポイントサイト(ハピタス)の特徴はこんな感じです。
労力をかけず、リスクも無いという点で、ポイントサイトの活用がおすすめです。
月10万積み立てる方法⑤ 副業、転職
方法①~④までやって、それでも月10万円に足りないようであれば、副業、転職するしかありません。
副業で月数万円の収支改善するのもいいですし、思い切って転職して年収を上げるのもいいでしょう。
ここまでやれば、インデックス投資に月10万円の積立をすることができるはずです。
月10万の積み立てを継続するために重要なこと
インデックス投資は長期間投資することで勝率が上がります。
また、複利効果により利益も増大していきます。
ただ、月10万の資金を確保できても、意外に投資を継続することは難しいです。
なぜなら、投資期間中に元本割れ、損失といった投資のリスクに直面することになるからです。
リスクに直面しても損切りしたり投資を中断しないためには、以下のことが大切です。
②安全なリスク許容度を設定すること
③下落相場での対処法を理解していること
年間の収支が黒字であること
このことを意識することが重要です。
「生活に影響がない範囲で投資をしている」と自覚するだけでも、投資を継続するための余裕が生まれます。
また、家計の収支さえ把握していれば、投資で元本割れしていても焦る必要はありません。
しかし、家計の収支を把握するために、家計簿を付けておくことが必須です。
このように、インデックス投資を月10万継続するためには、インデックス投資以外のお金の管理も重要になってくることは知っておきましょう。
安全なリスク許容度を設定すること
十分な生活防衛資金を持っていれば、月いくら投資に回そうとも生活に影響がありません。
また、月10万でインデックス投資をする前に、少額からインデックス投資を始めるのもおすすめです。
インデックス投資は簡単と言われますが、投資初心者であれば、いくらインデックス投資と言えどもストレスを感じるからです。
投資のストレスに慣れるまでは、少額資金で段階的に投資額をアップしていきましょう。
このようにすることで、リスク許容度も徐々に高まっていきます。
リスク許容度は、家計の収支などの物理的な面、自身のメンタル面、投資経験など複雑に絡み合うものです。
月10万の投資に耐えられるようなリスク許容度になってから、本格的にインデックス投資を始めても遅くはありません。
むしろ成功したければ、リスク許容度が高まってからインデックス投資に月10万を投じるようにしましょう。
※リスク許容度について詳しくは、以下の記事で解説しています。
リスク許容度は投資でもっとも大切なことなので、理解しておきましょう。
下落相場での対処法を理解していること
インデックス投資の積立期間において、下落相場はバーゲンセールであることを理解しておきましょう。
下落相場をあまりネガティブに捉える必要はなく、将来の資産を増やしたければ、むしろポジティブに捉えましょう。
なぜなら、月10万円をドルコスト平均法で投資しているため、株価下落時には同じ月10万円でも買い増し量が多くなるからです。
下落時に大量に買うことができれば、株価上昇時にはいっきに資産が増えていきます。
このことを知っておくだけで、投資継続のモチベーションになります。
しかし、それでも株価の暴落で不安になるようなら、月10万円の投資をストップしても問題ありません。
安く買うチャンスを活かせないのは残念ですが、ストレスを抱えながら投資するのは危険です。
ただし、積立投資を一旦ストップするのは問題ありませんが、積み立てた分を損切りしてしまわないように注意しましょう。
繰り返しになりますが、インデックス投資は長期保有することで勝率が上がります。
短期で損切りするというのは、自ら勝率を下げることになります。
まとめ
【インデックス投資】月10万積立で資産はいくら増える?、のまとめです。
結論① 15年あればアッパーマス層になれる
結論② 20年あれば準富裕層になれる
結論③ 投資期間しだいでは1億円が狙える
・インデックス投資に月10万積み立てる方法
①収支の把握
②支出の最適化
③キャッシュレス決済の利用
④ポイ活
⑤副業、転職
・月10万の積み立てを継続するために重要なこと
①年間の収支が黒字であること
②安全なリスク許容度を設定すること
③下落相場での対処法を理解していること
投資に月10万円回せるということは、インデックス投資においては大きなアドバンテージになります。
また、3000万~1億の資産を作ることも可能なため、モチベーションを維持して長期スパンで取り組むことが大切です。