インデックス投資はいつから始めるべきか?【結論:いつでもOK】

インデックス投資
うしくん
うしくん

インデックス投資っていつから始めたらいいの?

くまさん
くまさん

今の相場は買い時?
それとも待つべき?

どっちがいいかまったく分からない・・・
いつ買えばいいか教えて!

 

この記事では、このような疑問にお答えします。

 

本記事のポイント

・インデックス投資を始めるタイミング
・インデックス投資をいつ始めてもOKな理由
・始めるタイミングは早いほうがいい
・インデックス投資の3つの買い方

 

投資にこれまで馴染みがない人にとって、「いつから始めたほうがいいのか?」ということは、非常に重要な問題です。

なぜなら、投資の基本は「安いときに買って、高いときに売る」ということであり、それはタイミングを計ることと同義だからです。

この記事では、このような悩みを解決します。

 

マンモス
マンモス

はじめまして!マンモスです。
投資歴15年、インデックス投資は現在8年間継続中です。

約2600万円を運用しています。
そんな私が、「インデックス投資をいつ始めるべきか?」、について解説します。

 

インデックス投資はいつから始めるべきか?

結論から言うと、いつ始めてもOKです。

早ければ早いほど、おすすめです。

 

インデックス投資をいつ始めてもOKな理由

インデックス投資の前提は長期積み立て投資を行うことです。

この積み立て投資をするというのは、例えば、毎月一定額買うとか、四半期ごとに買うといった、一定間隔で買い続けることです。

 

マンモス
マンモス

基本的には毎月積み立てが一般的です。
証券会社でも、毎月積み立てを自動でしてくれるサービスがあり、最初に設定すると、自動で積み立て投資をしてくれます。
少数派ではありますが、毎日積み立てる人もいます。

 

※一定間隔、一定金額で買うことを「ドルコスト平均法」と言います。下記の記事で詳しく解説しています。

 

インデックス投資で積み立て投資をする理由は下記の通りです。

・そもそも、いつが買い時で、いつが売り時かわからない
・積み立て投資をすることで、購入対象の資産の取得価格を平均化する
・長期間投資をすれば、ほぼほぼ勝てる

 

※「インデックス投資がどの程度儲かるのか?」については、こちらの記事で詳しく解説しています。

 

これらの理由から、タイミングをわざわざ計る必要がなく、インデックス投資はいつ始めてもOKとなります。

ちなみに、「積み立て投資をすることで、購入対象の資産の取得価格を平均化する」ことについては以下の表をご参考ください。

購入月投下資金投信価格
1月50,000円10,000円
2月50,000円20,000円
3月50,000円40,000円
4月50,000円5,000円
5月50,000円2,500円
平均取得価格15,500円

 

マンモス
マンモス

安いときに、できるだけ多くの資金を投入するのが理想的です。

しかし、実際にはいつ安いのかを見極めることが困難です。
そこで、積み立て投資をすることで、上記のように取得価格を平均化することが大事になります。

 

買い方によってはタイミングを選ぶ

インデックス投資はいつ始めてもOKと解説しましたが、それは、あくまでも積み立て投資の場合です。

例えば、資金をいっきに投入するといった場合、慎重にタイミングを見計らう必要があります。

なぜなら、積み立て投資と違い、取得価格の平均化ができず、バブルの頂点でかってしまっては、その後数年は元本割れしたままということも十分ありえるからです。

よって、積み立て投資で買うことをおすすめします。

 

始めるタイミングは早いほうがいい

積み立て投資であれば、早めに始めるほうがいいです。

というのも、インデックス投資で利益をあげるために重要なのは、投資期間だからです。

投資期間が長ければ長いほど勝率は上がり、収益も増加します。

 

また、仮にバブルの頂点付近で始めてしまっても心配する必要はありません。

なぜなら、バブル崩壊後の暴落期間に買い増すことによって、平均取得価格が下がるからです。

積み立て投資において、株価暴落は安くたくさん買い増すボーナスタイムです。

平均取得価格をさげる大チャンスのため、恐れず積み立て投資を継続しましょう。

 

マンモス
マンモス
インデックス投資で勝つためには、株価下落局面でも積み立て投資し続けることが必須です。
インデックス投資で失敗したくない人は、下記の記事をご覧ください。

 

 

 

インデックス投資の3つの買い方

インデックス投資の買い方は3つあります。

①積み立て購入
②スポット購入
③積み立てとスポット購入の組み合わせ

 

基本的に、タイミングを計らず積み立て購入で問題ないのですが、それぞれの方法にメリットがありますので、解説します。

 

買い方① 積み立て購入

積み立て購入はインデックス投資の基本的な買い方です。

メリットは以下の通りです。

・タイミングを計る必要がないため、初心者にもおすすめ
・証券会社で1度設定すれば、やることがないため楽
・取得価格を平均化でき、大きな失敗をしにくい

 

インデックス投資を成功させるために、一番無難な方法であり、王道の投資です。

私自身もやっている方法であり、インデックス投資をしている人の大半はこの方法でしょう。

 

買い方② スポット購入

スポット購入とは、好きなタイミングで買うことです。

積み立て購入のように、毎月一定間隔で買うというようなものではありません。

この方法が有効になるのは株価が大きく下落したときです。

投資を始める前から、すでにそれなりの資金を持っている場合、タイミングを見計らって資金投入するのもありです。

ただし、タイミングを見極めなければいけないため、積み立て購入に比べ、ハイリスク、ハイリターンです。

 

買い方③ 積み立てとスポットの組み合わせ

積み立て購入とスポット購入の組み合わせです。

積み立てしつつ、下落局面には大きく資金投入する、といった感じです。

 

マンモス
マンモス

私はこの方法が好きです。
インデックス投資において、株価暴落局面は大チャンスのため、ガンガン買い増します。
インデックス投資の基本に忠実に積み立てつつ、チャンスがあったらリスクをとる、といった感じです。

 

この方法は、資産のリバランスやコアサテライト戦略と相性がいいです。

リバランスやコアサテライト戦略について詳しく知りたい方は、以下の記事で解説しています。

 

 

 

いつ始めるかはあまり深く考えないほうがいい

最後になりますが、いつ始めるかはあまり深く考えなくもいい、と個人的には思います。

ここまで解説してきたように、積み立て投資であれば、取得価格を平均化できるため、どのタイミングで始めてもいいです。

 

マンモス
マンモス

早いタイミングのほうがおすすめですが・・・

 

ただ、このような理屈っぽいことを抜きにしても、深く考えずに「とりあえずやってみる」というのも大事です。

日本人は投資について、いいイメージを持っていない人が多いですが、この記事を読んいるあなたは「やるかどうか迷っている人」だと思います。

抵抗があることでも、とりあえずやってみたら、どうということはなかった、という場合もあります。

また、積み立て投資は100円からできます。

株やFXの短期トレードのように頻繫に売買するのとは違い、のんびり投資できるがインデックス投資の利点です。

また、わりとアバウトにやっても、長期間投資していれば利益になるのがインデックス投資です。

 

くまさん
くまさん

インデックス投資は投資というより、貯金している感覚に近いかも。

 

このことから、とりあえず僅かな資金で始め、勉強するなどして自信がついたら本格的に始めるというスタイルでも全然問題ないです。

始めてみて、ダメそうならやめたらいいだけす。

 

マンモス
マンモス

インデックス投資のゴールは10年、20年先になります。
始めていきなり利益が出るわけではありません。
とりあえず、少額で始め、勉強しつつ1、2年様子見でも全然OKだと思います。

 

まとめ

インデックス投資はいつから始めるべきかのまとめです。

 

・積み立て投資であれば、いつ始めてもOK
・タイミングを計る必要はないが、早いほうが有利
・スポット購入はタイミングを計ったほうがいい

 

インデックス投資を積み立て投資するのであれば、あまり深く考えず、いつ始めてもOKです。

仮にバブル崩壊のタイミングで買っても、株価暴落時に買い増せるため、取得価格の平均化ができます。

インデックス投資を始めるか迷っている人は、とりあえず少額から始めてみてはいかがでしょうか?

 

おすすめの本

積み立て投資の検証に特化した本です。

様々なデータが示されているため、積み立て投資に不安がある人におすすめでです。

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