インデックス投資はほったらかしでOK!【勝率が上がります】

インデックス投資
くまさん
くまさん

インデックス投資ってほったらかしでいいの?

うしくん
うしくん

ほったらかすより、こまめに売買したほうがいいの?

 

この記事では、このような疑問にお答えします。

 

・【結論】インデックス投資はほったらかしでOK!
・インデックス投資はほったらかしでもいい3つの理由
・インデックス投資でほったらかす方法

 

株の入門書にはよく「損切りが大事」と書かれています。

また、株価の上げ、下げを見極めることが大事とも書かれています。

これは通常の株取引、FX等であればそのとおりです。

しかし、インデックス投資においては悪手です。

基本的に、インデックス投資の最強戦略は「ほったらかす」ことなのです。

なぜほったらかすことが最強なのか、この記事を読むことでご理解いただけます。

 

マンモス
マンモス

はじめまして!マンモスです。
投資歴15年、インデックス投資は現在8年間継続中です。

約2600万円を運用しています。
そんな私が、「インデックス投資はほったらかしでOK」な理由を解説します。

 

インデックス投資はほったらかしでOK!

ほったらかすことは、インデックス投資において最強の戦略です。

なぜか?

それは、インデックス投資の前提が下記のようになっているからです。

 

インデックス投資の前提
・超長期の運用をする(10年~30年の投資期間)
・運用期間中の損切りはしない
・運用期間中は買い続ける

 

この前提のように、運用期間中の買い増しは継続的に行いますが、インデックス投資において損切りはしません。

むしろ損切りするような下落局面に買い増ししないと、インデックス投資で失敗します。

また、前提を守ることで数十年後に大きな利益になっているのがインデックス投資の魅力でもあります。

 

※インデックス投資の利回りについては、こちらの記事をご覧下さい。

 

※インデックス投資が失敗する理由は、こちらの記事をご覧下さい。

 

くまさん
くまさん

でもさ、下落しそうなら損切りして、安値で買い戻したほうがよくない?
やっぱ損切りって重要でしょ?

マンモス
マンモス

安値で買い戻せるなら、たしかにその方法のほうがいいです。
ただ、実際にそれをやるのは相当に難しいです。
また、売却時のコストや税金もばかになりません。
超長期の投資であれば、その時々の安値、高値など誤差みたいなものですので、あまり気にする必要はありません。

 

 

うしくん
うしくん

長期間買い続けることが前提になってるけど、じゃあいつ売るの?
このような疑問がある人は下記の記事をご覧ください。

 

 

インデックス投資はほったらかしでもいい3つの理由

インデックス投資がほったらかしでOKな理由は3つあります。

①長期運用ほど勝率があがる
②損切りしなくて済む
③無駄なコストを減らせる

 

理由① 長期運用ほど勝率が上がる

インデックス投資は長期間になるほど勝率が上がります。

以下の図は、保有期間における各資産の実質利回りのグラフです。

株式リスク分布

出典:ジェレミー・シーゲル著 株式投資

 

保有期間が短期の場合は、プラスにもマイナスにも大きくぶれます。

しかし、保有期間が延びるほどリターンは安定し負けにくくなります。

「ジェレミー・シーゲル著 株式投資」にも、記述があるように、株式を17年以上保有した場合、実質ベースでの損失がなくなります。

上記のことから、インデックス投資ではほったらかしがベストな戦略と言えます。

 

 

理由② 損切りしなくて済む

理由①でも解説した通り、インデックス投資において重要なことは保有期間です。

インデックス投資での頻繫な損切りは、保有期間が伸びない原因の一つです。

(頻繫な利確も保有期間が伸びない原因です。)

より安く買い戻せるのであれば問題ないのですが、実際問題狙ってそれをできる人は少ないでしょう。

このことから、インデックス投資において損切りは悪手であり、ほったらかしであればそれをしないで済みます。

 

理由③ 無駄なコストを減らせる

売買には税金、手数料などのコストが発生します。

コストが多くなればなるほど、最終リターンを減らすことになります。

インデックス投資における複利効果を活かすという意味でも、コストの発生は極力避けるべきです。

やはり、ほったらかしであれば無駄なコストの発生を防ぐことができます。

 

 

 

 

インデックス投資をほったらかす方法

インデックス投資でほったらかす具体的な方法を解説します。

インデックス投資でほったらかしをするために一番楽な方法は、ETFではなく投信を購入して以下の設定をすることです。

 

まず、投信購入の際にはスポット購入ではなく、「積み立て購入」を選びましょう。

※スポット購入とは1回のみの注文、積み立て購入は毎月の積み立てを自動でしてくれる注文です。

次に分配金を受け取るか、再投資するかを選びましょう。

最終的な利益を増やしたいのであれば、再投資する設定にしておきます。

これは複利効果を高めるためです。

 

インデックス投資でほったらかすコツ
①ETFより投信を選ぶ。
②スポット購入でなく「積み立て購入」にする。
③分配金は再投資する設定にしておく。

 

これだけで、あとは設定どおりに積み立て購入してくれます。

もうやることはないので、あとはほったらかしましょう。

インデックス投資は基本的にほったらかしでOKですが、定期的にリスク許容度の見直しをすることをおすすめします。

 

 

もし、ETFでインデックス投資をしたいのであれば、上記のことを毎月自分でする必要があります。

投信と違い、積み立て購入の設定がないためです。

SBI証券であれば、米国ETFの定期買付サービスがあります。

 

また、ETFでインデックス投資をする場合、ドルコスト平均法で買い増すのが楽でおすすめです。

投信の積み立て設定は、事実上のドルコスト平均法です。

 

 

まとめ

インデックス投資はほったらかしでOKのまとめです。

 

・【結論】インデックス投資はほったらかしでOK
・なぜなら、長期ほど勝率が上がり、無駄な売買を減らし、コストも減るため
・ほったらかしは投信購入時の設定を工夫するだけでOK

 

インデックス投資は他の投資と違い、頻繫な売買は悪手です。

ほったらかしこそが最善の戦略であるため、是非この記事を参考にしてください。

 

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