
インデックスファンドって何?

インデックスファンドのおすすめはどれ?
この記事では、このような疑問にお答えします。
本記事のポイント
・インデックスファンドの特徴
・未経験者におすすめのインデックスファンド
インデックスファンドは、簡単に国や世界そのものに投資できる、とてもに便利な金融商品です。
特定の企業の株などを買うことに比べリスクが低く、未経験者でも気軽に投資することができます。
この記事は投資未経験者に向けて、インデックスファンドとは何か?、特徴は?、といったことを解説しています。

はじめまして!マンモスです。
投資歴15年、インデックス投資は現在8年間継続中です。
約3000万円を運用しています。
そんな私が、「インデックスファンドとは何か?」を解説します。
インデックスファンドとは?
インデックスファンドとは、アメリカのS&P500や日本の日経平均といった、市場全体の動きを表す指数に連動するように設計された投資信託のことです。
また、インデックスファンドは投資信託の他にETFもあります。
インデックスファンドの特徴
インデックスファンドの特徴は下記の通りです。
②手数料が安い
③ネット証券で買える(スマホでOK)
④個人投資家でも利益を出しやすい
⑤最低取引金額が安い
それぞれ詳しく解説していきます。
特徴① 国や世界中に簡単に投資できる
インデックスファンドは、日経平均のような国を代表する指数に連動する投資信託です。
つまり、インデックスファンドを買うことは、国そのものに投資をすることを意味します。
また、指数(インデックス)は特定の国だけでなく、世界経済や債券、REITなど様々な種類があります。
もちろん、それに連動するインデックスファンドもあります。
これらのインデックスファンドを買うことで、世界経済そのものに投資したり、債券、REITなど幅広い対象への投資が可能になります。
例として、「楽天全世界株式インデックスファンド」という投資信託(インデックスファンド)を買うと、世界全体の株式に投資しているのと同じ効果を得られます。
特定の企業の株でなく、インデックスファンドを買うことに何の意味があるのか?
このような疑問を持つ人もいることでしょう。
この答えは、より大きな投資対象であればあるほどリスクが低くなり、将来も予想しやすくなるということが挙げられます。
特定の企業の業績は、さまざまな要因で変化します。
長期になればなるほど、どうなっているかわかりません。
しかし、これが国、世界となると予想しやすくなります。
極端に言えば、30年後の世界全体は今より繁栄しているか、衰退しているか予想するだけでいいのです。
特徴② 手数料が安い
インデックスファンドは手数料が安いです。
ノーロードファンドと呼ばれる、販売手数料がゼロの投資信託も存在します。
また、投資信託には様々は費用がかかりますが、これらも比較的安いのが特徴です。
出所:楽天証券
上記のインデックスファンドは楽天・全世界株式インデックスファンドです。
管理費用は0.212%、買付手数料はなし(ノーロード)となっています。
以下の投資信託のように、管理費用が1%を超えるものに比べると格安なことがわかります。
出所:楽天証券
手数料の安さは、投資の利益を決める重要な要素です。
もし仮に同じ利回りの金融商品であれば、コストが安いほうが時間経過とともに最終的な利回りに差がでてきます。
上記のことから、インデックスファンドは手数料という観点からみれば、他の金融商品に比べ有利となります。
※手数料の安さは複利運用したときに大きく影響してきます。複利については下記の記事をご覧ください。
特徴③ ネット証券で簡単に買える(スマホでOK)
今の時代、株や投資信託を買うのに証券会社や銀行の窓口に行く必要はありません。
全てネットで完結します。
むしろ、窓口販売は手数料がかなり高いため、ネットで株、投資信託を買うことをおすすめします。
証券会社の口座開設もネットから申し込むことができ、2週間程度で口座開設が可能です。
特徴④ 個人投資家が現実的に利益を出せる投資対象
一般的に、「個人投資家の8割が損をしている」、「個人投資家は2年以内に市場から敗退する」と言われます。
しかし、インデックスファンドを買うインデックス投資であれば話は別です。
インデックス投資とは、以下のような投資法を指します。
このように投資するだけで、歴史上はほぼほぼ負けていません。
※絶対に勝てることを確約するものではありません。リスクはそれなりにあります。
投資は自己責任でお願いします。
これが通常の株式投資の場合、年間の利益をプラスに維持するだけでも難しいです。
上記のことから、個人投資家が投資で利益を出すうえで、もっとも現実的な方法がインデックス投資だと言えます。
※インデックス投資の利回りを知りたい人は、下記の記事をご覧ください。
※インデックス投資を活用して3000万円作る方法は、下記の記事をご覧ください。
特徴⑤ 最低取引金額が安い
インデックス投資は100円から買うことができます。
株などのように、数万~数十万円という資金は必要ありません。
心理的抵抗がなければ、100円でもいいので買ってみましょう。
また、インデックスファンドを買うことは国や世界に投資することと述べましたが、これを実際に株で投資する場合、莫大な資金が必要になります。
しかし、インデックスファンドであれば100円から可能なため、格安で分散投資ができます。
未経験者におすすめのインデックスファンド
インデックス投資家界隈では、投資対象は2パターンのうち、どちらかでいいと言われています。
②アメリカに連動するインデックスファンド
①世界経済連動型を選ぶ理由として、世界経済連動型なら世界レベルで分散ができ、かつ長期目線でみれば世界経済は成長を続ける可能性が高いからです。

私は世界経済連動型のインデックスファンドをメインに投資してます。
よほどのことがなり限り、世界はこの先も成長すると思っているからです。
そもそも、終末もの映画みたいな状況にならなければ、世界は成長し続けると思っています。
もし仮にそうなったら、あきらめもつくでしょう。
②アメリカに連動するインデックスファンドを選ぶ理由として、世界経済連動型を選んでも、構成比率の半分くらいはアメリカのため、「じゃあ、アメリカでいいじゃん!」という理屈です。
結局、世界経済はアメリカ次第なのです。
また、ここ10年くらいであれば、アメリカに連動するインデックスファンドのほうが利回りも高いです。
上記のうちどれを選ぶかは、好みでいいと思います。
また、上記以外に、新興国だけ、ヨーロッパだけなどのようにアレンジすることも、もちろんできます。
具体的にどれに投資するかは、下記のサイトが参考になります。
この中の投資信託、ETFであればどれを選んでも間違いはないでしょう。
※私自身、このサイトにランキングされている、「VT」、「楽天全米株式インデックスファンド」、「楽天全世界株式インデックスファンド」を持っています。
また、以前に「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」も保有していました。
まとめ
「インデックスファンドとは?」のまとめです。
・特徴として、
「国や世界そのものに投資できる」
「手数料が安い」
「ネットで買える」
「個人投資家でも勝てる確率が高い」
「100円から買える」
このように、未経験者にも敷居が低いのがインデックスファンドのいいところです。
みなさんもこの機会にぜひ投資デビューしてみてください。