インデックス投資の複利の仕組みを解説。【圧倒的に利益が増えます】

くまさん

インデックス投資の複利の仕組みを教えて！

うしくん

単利との違いって何？
そもそも複利と単利って何？

この記事では、このような疑問にお答えします。

本記事のポイント

インデックス投資の利回り計算をするときに、「単利」と「複利」の2つの計算方法があります。

どちらもあまり聞きなれない言葉かもしれません。

私自身も投資を始めてから、この2つの言葉を知り、違いを意識するようになりました。

ただ、「単利」と「複利」については理解するのは、非常に簡単です。

具体的な数値の比較も含めて、この記事で解説していきます。

マンモス

はじめまして！マンモスです。
投資歴15年、インデックス投資は現在8年間継続中です。

約2600万円を運用しています。
そんな私が、「インデックス投資の複利の仕組み」について解説します。

インデックス投資の複利の仕組みとは？

複利を理解するために、まず「単利」の仕組みを解説します。

単利とは、利子がずぅ～と変わらないことです。

以下の例で説明します。

※利回り5％の場合

たいして、複利とは利子に利子が付くことです。

以下の例で説明します。

※利回り5％で計算

単利では毎年の利子が5万円だったのに対し、複利の場合、毎年利子が増え続けます。

これは、1年目の利益を再投資することで、複利が発生するためです。

単利の場合、利子の再投資を行いません。

よって、複利の場合、時間が経過すればするほど、利子がどんどん増えていきます。

上記のことから、

インデックス投資においての単利運用は、元本から利益が出た分を毎年売却し、翌年以降も元本を一定に保ち続けることになります。

インデックス投資においての複利運用は、単利と違い毎年の売却はせず、元本+含み益をずぅ～と運用し続けることです。

マンモス

インデックス投資で利益を増やしたい場合、「複利運用」は必須です。
特に理由がない限りは、頻繫な利確をせず放置でＯＫです。
また、インデックス投資で得た配当なども、再投資することで複利効果が高まります。

単利と複利の利益を比較

下記の表はインデックス投資を単利、複利、それぞれで運用した場合のシュミレーション結果です。

元本は100万円、利回りについては6％としています。

※インデックス投資の利回りについて詳しく知りたい人は、下記の記事をご覧下さい。

【インデックス投資】平均利回りはいくら？最終リターンも解説します。

インデックス投資の利回りについて知りたいですか？この記事では、インデックス投資の年間平均利回り、最終リターンについて解説しています。インデックス投資でどの程度儲かるのか知りたい人は必見です。

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2021.03.06

最終的な資産は

単利・・・・160万円

複利・・・・179.08万円

また、30年経過するころには

単利・・・・280万円

複利・・・・574万円

となります。

利子については、30年の経過で

単利・・・・最初と変わらず6万円

複利・・・・32.5万円

となります。

このように、複利のほうが時間の経過で圧倒的に利益が増えます。

インデックス投資で複利運用するやり方

インデックス投資を複利運用するやり方は、非常に簡単です。

方法は長期間保有し続け、積み立て投資をするだけです。

株の短期売買のように、頻繫に利確、損切りをする必要はありません。

たったこれだけの方法でインデックス投資を複利運用できます。

また、配当なども再投資することで、効率的な複利運用ができます。

【重要】インデックス投資の複利効果を上手に活用する方法とは？

インデックス投資で複利効果を上手に活用する方法を知りたいですか？この記事では、複利効果を高める5つのコツについて解説しています。この記事を読むことで、インデックス投資の収益の底上げをする方法が理解できます。

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2021.03.28

元本が2倍になる年数を算出する「72の法則」

72の法則を使うことで、元本を複利運用して2倍になるまでの期間を計算することができます。

一般的にインデックス投資の平均年利は5～8％程度です。

元本が倍になる期間は9年～14年程度となります。

※年利5％の場合・・・・　72÷5＝14.4年

※年利8％の場合・・・・　72÷8＝9年

まとめ

複利の仕組みのまとめです。

インデックス投資で資産を増やしたいのであれば、複利運用は必須です。

極力、単利運用せず、複利で長期投資をしましょう。