岡三RSSの利用料っていくら?
他のツールと比べてどうなの?
この記事ではこのような疑問にお答えします。
岡三RSSの利用料金は5093円/35日となっています。
この料金が他のツールと比べて安いのか?、機能面で他ツールとどう違うのかを詳しく解説していきます。
はじめまして、マンモスです。
投資歴15年になりました。
システムトレードをプログラミングにて自作していた経験を活かし、この記事を書いてます。
岡三RSSの利用料は安いのか?
岡三RSSはExcelの機能を拡張するアドインツールとなっており、完成されたソフトというわけではありません。
それなのに5093円/35日という価格のため、一見すると高額なように思えます。
しかし、使い方によっては他ツールと比較してもコスパがいいです。
それでは、各証券会社やFX業者が無料で投資ツールを提供するなか、このような高額なツールを使う意味があるのか詳しく解説していきます。
岡三RSSでなにができる?
岡三RSSは楽天証券のマーケットスピードやSBI証券のHYPER SBIなどの、総合的な投資ツールではありません。
いったい何ができるのか?というと、Excelの機能を拡張することで、株価などのリアルタイム情報取得や発注処理が可能となります。
別にExcelでやらなくても、証券会社の無料投資ツール使えばよくね?
単に株の情報取得や発注処理だけしたいならそれでも問題ありません。
しかし、岡三RSSの強みはもっと別のところにあります。
岡三RSSの強みは、自分で考えた売買ルールにそって自動売買できたり、株価を取得してExcelで売買シュミレーション(バックテスト)できることにあります。
つまり、一般的な投資ツールではなく、システムトレードツールとして使うのがおすすめです。
※システムトレードについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
※バックテストについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
岡三RSSと他ツールの比較
上述のように、岡三RSSは一般的な投資ツールとの比較はあまり意味がありません。
ということで、他のシステムトレードツールと比較してみましょう。
※システムトレードツールの機能は大きく分けて「自動売買」と「バックテスト」があります。
岡三RSS | iTRADE | オートレ株式 | イザナミ | |
バックテスト | △ | 〇 | × | 〇 |
自動売買 | △ | 〇 | 〇 | × |
料金 | 5093円/35日 | 月額16500円 | 月額10500円~ | 月額7920円 初期費用12980円 |
料金だけ見ると、岡三RSSが一番安いです。
しかし、岡三RSSはExcelにてそれそれの機能を自作する必要があります。
他ツールは各機能を有した完成されたツールであり、自作の必要はありません。
また、高機能かつ初心者でも扱い易いです。
それにたいして、岡三RSSは良くも悪くもカスタマイズ次第でできることが大きく変わります。
自作するためには関数やVBA(プログラミング言語)の知識も必要になります。
これらの知識が全くない人にとって、自作をするのは敷居が高いです。
※iTRADEについて知りたい方はこちらの記事参照
※オートレ株式について知りたい方はこちらの記事参照
※イザナミについて知りたい方はこちらの記事参照
岡三RSSがおすすめな人
岡三RSSは以下のような人におすすめです。
・スキルがなくても勉強する意思がある人
・自分好みにツールをカスタマイズしたい人
・価格重視で安くすませたい人
・システムトレードツールを自作したい人
とりあえずシステムトレードをしてみたいというカジュアルな人は、他のシステムトレードツールを使ってみましょう。
基本的に無料体験期間があるため、システムトレードの雰囲気は理解できます。
岡三RSSはシステムトレードツールを自作した人には特におすすめです。
というのも、必要な全機能をプログラミングで自作する必要もなく、岡三RSSにて用意されている関数を使うことで、簡単にオリジナルツールを作れるからです。
また、ツールを選ぶにあたり、そのコスト分をトレードで回収できるのか?、ということも念頭に置いておきましょう。
ツールのコストが安いに越したことはないため、「自分がどの程度利益をだせるのか?」ということも考慮し、ツールを選ぶようにしましょう。
ツール料金分以上に儲けないとダメだよ!
まとめ
岡三RSSを使用すれば株の自動売買などが可能になります。
証券会社の無料ツールではできないような機能を自作したり、自分好みのツールデザインにできます。
上記の理由から、岡三RSSはシステムトレードの自作を効率的にできるため、おすすめです。
また、他システムトレードツールと比べると、各機能をExcelで自作する必要はあるものの、比較的安い料金で使用できるのも魅力的です。
トレード全体のコストを抑える意味でも、岡三RSSの使用がおすすめです。