株の自動売買がしたい！
システムトレードツールを自作したけど、なんかおすすめある？
この記事では、このような疑問にお答えします。
結論から言うと、auカブコム証券が提供する「kabuステーションAPI」を使うのがおすすめです。
このサービスを利用することで、格安で自動売買環境を構築することができます。
それでは、詳しく解説していきましょう。
はじめまして、マンモスです。
投資歴15年、システムトレードを自作していた経験があります。
その経験を活かし、自動売買におすすめなツールとして、kabuステーションAPIを紹介します。
kabuステーションAPIとは？
kabuステーションAPIとは、auカブコム証券が提供するAPIです。
※個人投資家向けのサービスです。
kabuステーションAPIは、プログラミングベースにて活用するサービスになります。
※ExcelのアドインツールとVBAも使えるため、プログラミング未経験者はExcel VBAで始めることをおすすめします。
VBAはExcelに実装されたプログラミング言語で、Excelの機能を拡張できます。
他のプログラミング言語に比べると、めちゃくちゃ簡単なのでおすすめです。
kabuステーションAPIを利用することで、株などを一定の売買ルールに基づいて自動売買する（システムトレード）、といったことが可能になります。
ちなみに、auカブコム証券は「kabu.com API」というAPIサービスもあります。
「kabu.com API」と「kabuステーションAPI」、ちょっとまぎらわしいね・・・
「kabuステーションAPI」は個人向けのAPIで、「kabu.com API」は法人向けのAPIです。
個人投資家が直接「kabu.com API」を使うことはできませんが、「kabu.com API」を使用したサードパーティーツールを利用することはできます。
こちらの場合、プログラミングしないで自動売買が可能になります。
プログラミングできない人にとっては、こっちがおすすめです。
詳細は以下の記事にて解説してます。
kabuステーションAPIでやれること
kabuステーションAPIを利用し、一定の売買ルールにそった自動売買が可能です。
いわゆる、システムトレードですね。
API接続を利用して自動売買するため、プログラミングできることが必須です。
この点は注意が必要です。
ただ、Excelのアドインツールやマクロも使えるため、Excel VBAでも自動売買できます。
サンプルシートもあり、分かりやすいです。
もし、プログラミングできない人は、この機会にプログラミングに挑戦してもいいかもです。
※VBAの注文発注のコードはこんな感じ
※この記事で、Excel VBAについて基礎から学べます。
kabuステーションAPIの利用料金
kabuステーションAPIは無料で利用できます。
ただし、以下の条件を満たす必要があります。
・kabuステーションのFintechプラン以上の適用
※kabuステーションとは、auカブコム証券のトレーデングアプリです。
kabuステーションの利用料金は月額980円ですが、こちらも無料になる条件があります。
詳しくは公式サイトで。
自動売買の環境を月額980円で構築できるのは、はっきりいって格安です。
というのも、
自動売買ソフトを使った場合→月1万円～
自作用のツールを使った場合→月5000円程度
上記のようなコストがかかります。
よって、プログラミングできる人なら、kabuステーションAPIはかなりおすすめです。
※自動売買ソフトの例
※自動用ツールの例
kabuステーションAPIを利用するメリット
kabuステーションAPIを利用するメリットは以下のようなものです。
・スキルレベルに合わせて自作できる
・相対的に高パフォーマンス
自動売買ができる
API接続を利用して、個人投資家でも自動売買の環境を自作できます。
しかも、格安で！
もしプログラミングできるのであれば、高額な利用料を払わなくてもよいため、自作で自分好みの自動売買環境を構築しましょう。
スキルレベルに合わせて自作できる
REST形式のAPIにより、プログラミング言語の制約がありません。
それにより、自身のプログラミングスキルに合わせて、自由に自動売買ができます。
もし、プログラミング未経験でkabuステーションAPIを使ってみたいという初心者の人は、Excel VBAがおすすめです。
kabuステーションAPIにはExcelのアドインツールやVBAのサンプルコードも準備されており、初心者でも勉強しやすいです。
相対的に高パフォーマンスを期待できる
システムトレード（自動売買）は通常の取引に比べ、相対的に高パフォーマンスです。
なぜかというと、自動売買することで、感情起因のミスや発注ミスなどを防げること、システムトレードはバックテストを前提てしており、そもそも利益になるであろう売買ルールしか適用しないことが挙げられます。
※システムトレードなら確実に利益がでる、と言っているわけではありません。
上記のことから、通常の取引で負けてばかりいる人は、システムトレードを勉強して実践してみることをおすすめします。
出典：auカブコム証券
まとめ
kabuステーションAPIを利用してプログラミングすることで、自動売買することができます。
プログラミングベースのため、やや敷居が高いサービスですが、格安で自動売買ができるというメリットがあります。
また、システムトレード関連の知識があれば、投資全般に応用でき、生涯のトータル損益向上につながります。
この記事を読んで、プログラミングによる自動売買に興味がでたのであれば、kabuステーションAPIを利用してみてはいかがでしょうか？