バックテストって代行してもらえるの?
バックテスト代行のメリット教えて。
この記事では、このような疑問にお答えします。
結論からいうと、バックテストは代行してもらうことができます。
バックテスト代行の場合、代行の依頼方法によっては、バックテストツール(システムトレードツール)を使用するより、比較的安価でバックテストできるメリットがあります。
これらのことについて、詳しく解説していきます。
はじめまして、マンモスです。
投資歴15年、システムトレードを自作していた経験があります。
その経験を活かし、初心者でも簡単にバックテストする方法として、「バックテスト代行」について紹介します。
バックテストは代行してもらえる
「バックテストしてみたいけど、プログラミングできない・・・・」
「バックテストツールの月額利用料を継続的に払えない・・・・」
このような人に朗報です。
バックテストは代行してもらうことができます。
また、バックテスト代行の依頼の仕方によっては、比較的安価に抑えることができるというメリットがあります。
例えば、ココナラならで依頼した場合、1000円で代行している出品者もいました。
ただし、依頼するバックテストの複雑さなどによって工数が変わるため、料金が高くなる場合もあります。
バックテスト代行を利用するメリット
バックテスト代行を利用するメリットは下記3点です。
②比較的に低コストでバックテストできる。
③アイデアさえあればよい。
通常、バックテストをする場合、プログラミングで自作する、バックテストツールを使う、Excelなどのスプレッドシートを使う方法などがあります。
これらの方法の問題点として、以下のようなことが挙げられます。
・バックテストツールは高機能だが、それなりに高額。
・Excel関数は汎用的なバックテストに向かない、処理の自動化が難しい。
しかし、バックテスト代行をうまく活用することで、上記の問題点を解決することができます。
プログラミング言語の習得は不要
バックテストをプログラミングして自作する場合、プログラミング言語を覚える必要があります。
既にプログラミング言語を習得している人であれば、すぐに作り始めることができますが、プログラミング未経験者が言語の習得からとなると、それなりに時間を要します。
バックテスト代行を活用する場合、プログラマーにバックテストのプログラムを作ってもらうことができます。
よって、プログラミング言語の習得は不要です。
さくっと、バックテストしたい場合、代行を活用するのがおすすめです。
高額なバックテストツールを使用する必要がない
バックテストツールは高機能かつ初心者でも扱いやすいです。
ただ、ちょっと料金は高いですね・・・
月1万円くらいします。
あえて月額1万円程度の利用料を払わなくても、シンプルなバックテストであれば、代行で作ってもらうことをおすすめします。
※月額利用料が8000円くらいのバックテストツールとして、「イザナミ」があります。
値段相応の高機能なバックテストツールです。
これはこれでおすすめ!
売買ルールのアイデアさえあればよい
売買ルールを明文化できさえすれば、プログラミングやExcelなどの関数を使ってバックテストできます。
自身でプログラミングや関数で自作できない場合、売買ルールのアイデアを明文化して代行者に伝えるだけでよいのです。
この点がバックテストしたいけど、自作ができない、バックテストツールを使うほどではない層にとって、大きなメリットです。
バックテスト代行を利用する方法
バックテスト代行は専門の業者に頼むか、クラウドソーシングサービスを利用することで代行してもらえます。
おすすめは、クラウドソーシングサービスの利用です。
なぜかというと、バックテスト代行の専門業者に頼むのは、それなりに高額だからです。
その分、質が高いサービスで様々なサポートを受けられますが・・・・
バックテスト代行を安く利用したのであれば、クラウドソーシングサービスを利用しましょう。
クラウドソーシングサービスは価格破壊が起きている、なんて言われるくらい安いよ!
クラウドソーシングサービスを利用する方法
大きく分けて、2通りの方法があります。
②仕事内容が出品されているタイプ
①自分で仕事を公開依頼するタイプについて
こちらの方法は、不特定多数に向けて依頼内容を公開することができます。
予算、納期なども公開することができます。
依頼内容を不特定多数に公開するため、その依頼を達成できそうな人が応募してきてくれます。
②仕事内容が出品されているタイプについて
出品者がどのようなことをしてくれるか、料金などもふくめ公開しています。
それにたいして、こちらが仕事の依頼をするというかたちになります。
この形式の場合、出品者がどのようなサービスを提供しいるかや、料金などもわかりやいのが特徴です。
バックテスト代行をうまく活用する方法
バックテスト代行を活用するポイントは以下の点です。
・必要なデータを明確にする。
・しっかりとコミュニケーションをとる。
・安く済ませたいなら、ある程度の準備をする。
バックテスト代行で失敗しないためのポイントは、なにをしてほしいか明確にすることです。
また、しっかりとコミュニケーションをとることも重要です。
というのも、投資に詳しいバックテスト代行を専門にしている人にたいして仕事を依頼する場合、こちらの知識がなくても様々なフォローを受けられます。
しかし、バックテスト代行を依頼する相手が、投資やバックテスト知識がない、ただのプログラマーの場合には注意が必要です。
してほしいことを明確に伝えないと、こちらの想定しているものと、完成品に差が生じ、望み通りの結果にならない場合があります。
このようなことを防ぐためにも、具体的になにをしてほしいかを明確にし、コミュニケーションをとることが重要になってきます。
してほしいことを明確にする
バックテスト代行に依頼する前に、自分がどんなバックテストをしたいのか整理しましょう。
また、それを実現するためにどんなデータが必要になるのか、明確にしておくことが大事です。
例えば、以下の点です。
・移動平均線など、必要な指標は?
・売買ルールは?
・売買ルールに使うパラメータは?
・マネーマネジメントのルールは?
・損切り方法は?
このように、可能な限り完成品をイメージし、代行者とすり合わせすることを意識しましょう。
特に注意したいのが、投資知識のないプログラマーに依頼するときです。
なぜなら、投資家にとって移動平均線などの計算方法や、売買単元などは常識的なことですが、投資経験がない人にとって、これらのことは未知のことです。
プログラマーは処理する内容をプログラミング言語にて言語化し、ロジックを作りあげます。
しかし、言語化できないことについては、こちら側が明確にしてあげなければいけません。
よって、可能な限り明確にすることを意識しましょう。
コミュニケーションが重要
前述したように、してほしいことをコミュニケーションによって、齟齬がないように伝えることが重要です。
ここで齟齬が発生すると、プログラマーがイメージするものと、自信がイメージするものにギャップが生じます。
なるべくギャップを少なくするためにも、明確かつ具体的な内容を指示する必要があります。
そのためには、自分自身が何をしたいのか、しっかり理解しておくことが大切です。
安く済ませたければ、事前準備が大切
バックテスト代行を安く済ませるポイントとして、工数を減らすことが重要です。
ようするに、代行者の仕事を減らすのです。
例えば、Excelにてバックテストできるツールを作ってほしいと依頼するとします。
Excelでバックテストするためには、株価などの時系列データの取得、時系列データにたいしての売買ルールシュミレーション、損益などの分析項目の算出が必要になります。
これらをすべて代行に任せると、その分工数が増え、料金が高額になります。
Excelを使用する場合、最低限プログラミングが必要な部分は売買ルールのロジックの部分です。
時系列データは、CSVファイルを事前に準備するなどできるため、これは自身で対応可能です。
損益計算も、関数などを使うことで可能でしょう。
自身でできる部分は自分で対応し、それ以外の部分で、「こういう処理を作って」と仕事を依頼することで、代行料金を安くすませることができます。
「株」のバックテストを代行する場合の注意点
FXやバイナリーオプションなどのバックテストを、専門に扱っている代行者はそれなりに多くいます。
しかし、それに比べると株のバックテスト代行者はやや少なめです。
もし、専門の代行者が見つからないのであれば、ExcelのVBAを使える人や、バックテストを専門にしていないプログラマーに依頼することを検討しましょう。
どうしても代行者が見つからない場合、こちらの方法がおすすめです。
その場合、こちらがバックテストをよく理解している必要がありますので、最低限の知識は勉強しておきましょう。
まとめ
バックテスト代行は、クラウドソーシングサービスを利用することで可能です。
重要なポイントは、どのようなことをしたいかを明確にし、しっかりコミュニケーションをとることです。
また、料金を安く抑えたいのであれば、代行者の工数を減らすため、自分でききそうな部分は自身で作成しておきましょう。
上記のポイントをおさえておけば、自分でプログラミングをせず、高額なバックテストツールを使用してなくても、バックテストは可能になります。